画家とブックデザイナー、そして印刷会社。

今日は画家の向井さん、ブックデザイナーの岡本さんとオフセット印刷の打ち合わせでした。
LaboBookはインクジェットプリントですが、本社はオノウエ印刷というアート系の印刷を得意とするオフセット印刷会社です。弊社のプリンティングディレクター花岡、営業 小泉、LaboBook中村で事務所に伺いました。

今回の本は…

”本の形で絵のパワーを伝えたい” という岡本さんの熱い思いから、細緻に書き込まれた1枚の大きな木炭画を原寸のまま分割してA4横判64ページに仕上げた作品集です。( 絵のサイズは縦1メートル、横2メートル )
ブックデザイナーさんが加わると本の魅力が倍増しますね!

本を作る時の熱量

打ち合わせ現場にいると、心に残る言葉に出会うものです。

画家 向井さん
「絵を観る時間は一瞬だけど、自分にとっては制作していた時間も大切で。作品集はその時間も含めパッケージしたもの」
ブックデザイナー岡本さん
「1ページ1ページ辿るみたいにページを繰る時の『次に何が出て来るんだろう』という気持ちを、読んでいる人と分かち合いたい」

そして印刷会社は何をするのか?

木炭画は黒の単色ですが、紙に手で擦りこんだ「黒」と 木炭でガツっと入れた「黒」の違いを印刷で出せないと、絵が本来持つ奥行きを表現できません。
弊社のオフセット印刷現場では “黒の階調にこだわりたい” というご要望にWトーン(Kとグレーの2色)では無く、リッチブラック的CMYKで印刷します。その場合使われるプロのテクニックは、絵を撮影(またはスキャン)したままの濃度%だと緑や茶に色転びするので CMYを調整してKでトーンを出し製版する方法です。
そして弊社のFMスクリーンは網点が細かいので画質が高く、またUV印刷ですので速乾で色が浅くならず製本時の汚れも抑えられるというメリットがあります。性質がインクジェットプリントに似ていますね。

LaboBookで画集を作るなら

デッサンや水彩画、柔らかい作風にはDreamLabo専用紙「サテン」がオススメです。
オフセット印刷で使用するウルトラサテン紙に近い雰囲気で、インクが乗る部分はグロッシー、白地はマットな感じに仕上がります。
油絵でしたらサテンよりあざやかな「ラスター」がオススメです。

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